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おしゃれな目次スライド・パワポデザイン24選【4パターン】

記事更新日:2026年08月20日

記事公開日:2024年02月14日

おしゃれな目次スライド・パワポデザイン24選【4パターン】

パワポやスライドで資料を作るとき、「目次スライド」は一番手軽に印象を良くできるパートです。

難しい図解や凝った表紙と違って、レイアウトや色を少し工夫するだけで、資料全体の完成度をぐっと引き上げることができます。

とはいえ、実際の資料では「ただ箇条書きで並べただけ」の目次も多く、せっかくの内容が少しもったいなく見えてしまうことも。

この記事では、目次スライドを4つのパターンに分けて、それぞれの特徴や使いどころを、実在企業の資料24枚とあわせてまとめました。すべて実際の会社紹介資料・IR資料・統合報告書から集めたスライドです。

「もっといろんな目次のスライドを見たい!」と言う方は、目次のスライドデザイン一覧もご覧ください。

\ もっと見たい方はこちら /

目次

目次スライドの4パターン

目次スライドのデザインは、見せ方や目的によって大きく方向性が変わります。

資料の性質に合ったパターンを選ぶことで、構成が一目で伝わるだけでなく、読み手の印象や資料全体の信頼感にも大きな差が生まれます。

本記事では、代表的な目次デザインを次の4つのパターンに整理しました。ここから先の章では、それぞれの特徴や実例を詳しく解説していきます。リンクをクリックすると、それぞれの章まで移動できます。

目次スライドのデザイン4パターンの比較図
パターン難易度用途
シンプル・王道型初級者向けどんな資料にも合う基本形。迷ったらコレ。
左右分割型初〜中級者向けイラストや写真など、魅力的なビジュアルを使えるとき
ダイナミック型中級者向けピッチや投資家向けで冒頭からインパクトを与えたいとき
自由レイアウト型上級者向け記憶に残る目次を作りたいとき

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営業資料・採用資料・IR資料など、プロのデザイナーが選んだ3,000枚超のスライドデザインから、理想のデザインを見つけられます。

  • 表紙、目次、グラフなどカテゴリ/用途別で効率的に検索
  • 有名企業の実例が簡単に見つかる
  • 会員登録でテキスト検索もできる

シンプル・王道型(初級者向け)

もっとも汎用性が高く、どんな資料にも合わせやすいのが「シンプル・王道型」です。

章立てを番号や箇条書きで整理するだけでも資料の構造が一目で分かり、読み手が迷わないのが最大の特徴。

社内共有資料や営業提案書など、「情報のわかりやすさ」が重視されるシーンで特に効果を発揮します。

株式会社ログラス|最もベーシックな王道スタイル

株式会社ログラスの目次スライドデザイン

引用元:https://speakerdeck.com/loglass2019/whats-loglass

ログラスの目次デザインです。

文字だけで構成されたもっとも基本的なスタイル。大きな番号を添えることで章立てが一目でわかり、全体の構成を直感的に把握できます。

また、細かい項目は薄いグレーで補足することで、情報量を整理しながら「何が書かれているのか」を明確に伝えられます。シンプルでありながらも整然とした印象を与える、最初に押さえておきたい基本形です。

  • 番号・章タイトル・小項目の3階層は、文字サイズではなく色の濃さで分けましょう。画面を大きく変えずに優先順位が伝わります
  • 小項目は薄いグレーまで沈めて、拾い読みの邪魔をしない補足として置きましょう
  • 番号だけをブランドカラーにすると、白と黒だけの画面に最小限の彩りを足せます

株式会社ストリームメディアコーポレーション|ページ番号を添える丁寧な目次

株式会社ストリームメディアコーポレーションの目次スライドデザイン

引用元:https://f.irbank.net/pdf/20250331/140120250328503661.pdf

ストリームメディアコーポレーションの目次のスライドデザインです。

ページ番号を添えることで、より丁寧で信頼感のある印象を与える目次デザインです。各章とページ番号を点線でつなぐレイアウトにすることで、左右のバランスが取りやすく、視線の流れも自然になります。

特に投資家向け資料や社外共有用のプレゼンなど、「きちんとした体裁」を求められる場面に向いています。ただし、ページ構成が変わるたびに番号の修正が必要になるため、更新頻度の高い資料には不向きな点には注意が必要です。

  • 章名とページ番号を点線でつなぎましょう。間が大きく空いても視線が迷いません
  • 目次の上に資料名を一行入れておくと、そのページだけ切り出して共有されても文脈が伝わります
  • 番号を振らないAppendixは太字にして、本編とは別枠であることを示しましょう

株式会社メディアエイド|文字を大きく配置して、強い印象に

株式会社メディアエイドの目次スライドデザイン

引用元:https://speakerdeck.com/mediaaid2021/mediaaid-company-deck-20250305

メディアエイドの目次デザイン。

番号とページ番号を明記し、基本をしっかり押さえながらも、文字を大きく太字で配置することで力強い印象を与える目次デザインです。

シンプルな構成でありながらも存在感があり、資料全体に「自信」や「勢い」を感じさせたいときに効果的です。特にピッチ資料や事業紹介資料など、最初の数ページでインパクトを出したい場面で活躍します。

さらに印象を強めたい場合は、後述のダイナミックな目次もぜひ参考にしてみてください。

  • 英字を主・日本語を従にして、文字サイズの差を大きく取りましょう。同じ情報量でも見た目が締まります
  • 数字は細いウェイトで大きく、章名は太く。太さの違いだけで主役を決められます
  • ページ番号の手前に短い横線を挟むと、右端に離れた数字が宙に浮きません

gooddaysホールディングス株式会社|罫線で行を仕切る

gooddaysホールディングス株式会社の目次スライドデザイン

引用元:https://f.irbank.net/pdf/20250624/140120250623596205.pdf

gooddaysホールディングスの目次のスライドデザインです。

項目を罫線で一行ずつ仕切った、表組みに近い王道スタイル。章が5つと少なめでも、行の区切りがあることで画面が間延びしません。

注目したいのは罫線の作り方で、全体は薄いグレーの細線なのに、左端だけ濃く短い線が重ねてあります。同じ太さの線をただ5本引くよりも、視線が左から右へ動き出すきっかけになっています。文字も細めのゴシックで字間を広く取っているため、線が多くても窮屈に見えません。

  • 行と行を罫線で仕切りましょう。項目数が5つ前後の少ない目次でも画面が締まります
  • 罫線は全部を同じにせず、左端だけ濃く短い線を重ねてリズムを作りましょう
  • 細めのゴシックで字間を広げると、罫線が多くても圧迫感が出ません

株式会社LayerX|章に一行の補足を添える

株式会社LayerXの目次スライドデザイン

引用元:https://speakerdeck.com/layerx/company-deck

LayerXの目次のスライドデザインです。

構成そのものは番号+章タイトルの王道ですが、各章の下に「LayerXのAIへの向き合い方」「働く環境への思いとファクト」といった一行の補足が添えられています。章タイトルだけでは伝わらない中身が想像でき、読み手が続きを読む理由を持てる作りです。

配色は紺とパープルの2色のみ。章タイトルだけをパープルにし、番号と補足文は紺で統一しています。左半分に「Contents」を大きく置いて右に本体を寄せた構図も、余白そのものをデザインとして扱った好例です。

  • 章タイトルの下に一行の補足を添えて、目次だけで中身が想像できるようにしましょう
  • 「Contents」を左半分に大きく置き、本体を右に寄せると、空いた左側が構図として働きます
  • 使う色は2色まで。章タイトルだけ色を変えれば十分に目立ちます

GMOメディア株式会社|コーポレートカラーで塗りつぶす

GMOメディア株式会社の目次スライドデザイン

引用元:https://pdf.irpocket.com/C6180/KNIO/lotA/noHh.pdf

GMOメディアの目次のスライドデザインです。

王道の「番号+章タイトル+ページ番号」という構成のまま、背景をコーポレートカラーの青で塗りつぶして白抜き文字にした一枚。使っている色は青と白の2色だけですが、それだけで資料のトーンが決まっています。

番号は白い円のバッジにして、円と円のあいだを点線でつないでいます。バラバラに並んだ6項目が一本の流れとして読めるようになる工夫です。決算説明会のように投影して使う資料なので、太字ゴシックで大きめに組み、後方の席からも読めるサイズを確保しています。

  • 背景をコーポレートカラーで塗りつぶし、文字を白抜きにしましょう。王道の構成のままで資料の色が決まります
  • 番号を円のバッジにして、円と円を点線でつなぎましょう。縦の流れが生まれます
  • 投影して使う資料なら、太字ゴシック+大きめのサイズで後方の席から読める大きさを確保しましょう

シンプル・王道型の目次デザインまとめ

シンプル・王道型の例を6つ紹介しました。

どれも「ザ・目次」といった定番のレイアウトですが、やはりそのわかりやすさと安心感はピカイチです。

さらに、フォントの太さや階層表現、ページ番号の有無、罫線の入れ方、背景の塗り方など、ちょっとした工夫だけでも印象は大きく変わるのがこの型の魅力。

まずはこのレイアウトをベースに検討し、そこから自社のトーンや資料目的に合わせて調整していくのが王道の進め方です。

他の目次デザインのパターンも見てみたい方は、目次のスライドデザイン一覧もぜひご覧ください。

左右分割型(初〜中級者向け)

目次スライドの片側に写真やイラストなどのビジュアルを大きく配置し、もう片側に章立てをまとめるレイアウトが「左右分割型」です。

「資料の世界観を伝える」「雰囲気で印象づける」目的で使い、会社案内や採用資料、ブランド資料などとの相性が抜群です。

特に、キービジュアルとなる写真・イラスト・商品画像を保有している場合は、強い印象を与えられます。

目次自体は数字と章立てを書けば十分で、イラストや写真、商品画像のイメージ画像がある会社なら、実は意外と簡単につくれるスライドで非常におすすめのスタイルです。

株式会社Pacific Meta|写真を使った左右分割

株式会社Pacific Metaの目次スライドデザイン

引用元:https://speakerdeck.com/pacificmeta/pacific-meta-company-deck

パシフィックメタの目次のスライドデザインです。

Pacific Metaの「太平洋」を連想させる広大な海の写真をキービジュアルとして使った目次デザインです。会社名とのつながりが一目でわかるビジュアルによって、企業のコンセプトやブランドイメージを自然に伝えられるのがポイント。

夕焼けのグラデーションが加わることで、落ち着いた印象とエモさを演出し、資料全体のトーンを決定づけています。ロゴ・社名・ミッションなどと関連する写真やイラストを用いることで、“読む前から企業らしさが伝わる”目次に仕上げられる好例です。

  • 写真は画面の半分まで思い切って面積を取りましょう。小さく貼るより世界観が伝わります
  • 社名やミッションと結びつく被写体を選べば、言葉で説明せずに企業らしさを伝えられます
  • 見出しの文字色は写真の中の色から拾いましょう。左右が一枚の絵としてまとまります

株式会社ファーストブラザーズ|イラストを使った左右分割

株式会社ファーストブラザーズの目次スライドデザイン

引用元:https://pdf.irpocket.com/C3454/MjRP/X4vp/B1K4.pdf

ファーストブラザーズの目次デザインです。

アイソメトリックなイラストを大きく配置し、親しみやすく優しい印象を演出しているデザインです。投資銀行というやや堅い業種の中で、柔らかさ・温かみを感じさせるトーンを取り入れることで、競合との差別化を図っています。

また、建物・人・階段・アイコンなどのモチーフが事業領域や企業活動を連想させる役割を果たしており、「この会社がどんな価値を提供しているか」を視覚的に伝えられる点もポイントです。イラストを企業の“顔”として資料全体の雰囲気を決めたいときに、効果的なアプローチといえるでしょう。

  • 硬い業種ほどイラストで柔らかさを足しましょう。同業他社と違うトーンが作れます
  • イラストのモチーフは、事業領域を連想させるものに揃えましょう
  • 項目が8つと多いときは、番号と項目名の間に短い罫線を入れて行を追いやすくしましょう

株式会社くすりの窓口|商品写真を使った左右分割

株式会社くすりの窓口の目次スライドデザイン

引用元:https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS05219/1d7fdae6/1cab/4c87/85e9/360f2a9d8d64/140120240214536658.pdf

くすりの窓口の目次のスライドデザインです。

プロダクトであるアプリの画面をスマートフォンのモックアップとして配置し、シャドウを加えることで、一枚の“製品写真”のような印象に仕上げています。

見るだけでどのような事業を展開しているかが直感的に伝わるため、事業内容やプロダクトの強みを印象づけたい資料に特に効果的です。また、UIデザインの美しさや使いやすさを訴求できる点もこの手法の大きなメリット。自社サービスの価値を“画面そのもの”で語る、IT企業らしい目次スライドといえるでしょう。

  • プロダクトの画面をそのまま並べましょう。事業内容の説明スライドを1枚省けます
  • 画面を複数枚重ねて配置すると、機能の幅と開発量が同時に伝わります
  • 画面側の情報量が多いぶん、目次側は白地に黒文字だけまで削ぎ落としましょう

株式会社GA technologies|写真を縦帯で1/3だけ使う

株式会社GA technologiesの目次スライドデザイン

引用元:https://speakerdeck.com/gatechnologies/gatechnologies-designer-culture-deck-hui-she-shao-jie-zi-liao

GA technologiesの目次のスライドデザインです。

左右分割というと画面をちょうど半分に割る例が多いなか、こちらは写真を左端の縦帯として画面の1/3程度に抑えています。写真の力は保ったまま、文字を置ける面積が広がるため、章ごとに小項目を並べる採用資料の目次と相性のよい配分です。

うまいのは色の借り方で、章番号の「01.」「02.」「03.」だけが水色になっています。これは写真に写り込んだ窓の外の空とほぼ同じ色。白背景に1色だけ足すとき、その色を隣の写真から取ってくると左右が地続きに見えます。章によって小項目の数が0個から7個までバラついているのに散らかって見えないのは、2列のグリッドにきちんと載せているからです。

  • 写真は半分でなく、縦帯で1/3だけでも構いません。文字を置ける面積が広がります
  • 章番号の色は写真の中から1色借りましょう。白背景に足す差し色が自然になじみます
  • 章ごとに小項目の数がバラついても、2列のグリッドに載せれば整って見えます

サッポロホールディングス株式会社|人物写真と黒地の2列組み

サッポロホールディングス株式会社の目次スライドデザイン

引用元:https://www.sapporoholdings.jp/ir/library/factbook/items/integrated_report_2025.pdf

サッポロホールディングスの目次のスライドデザインです。

左に乾杯している人たちの写真、右に黒地の目次という統合報告書の一枚。プロダクトそのものではなく「それを楽しんでいる人」を写しているのが特徴で、事業の先にある価値を写真だけで語っています。

見どころは、写真の色を反対側の面まで持ち込んでいるところ。ビールの金色と店内の電球の色を、右側の「Part 1」〜「Part 5」の見出し色と、右上に置いた光のようなオレンジのグラデーションに反復させています。境界線でくっきり分かれているのに、左右が同じ空間として見えるのはこのためです。

項目数は30を超えますが、2列に割ったうえで「Introduction」「Part 1」といった章グループの見出しを立てているため、圧迫感がありません。ページ番号を項目名の左に置く冊子的な組み方も、統合報告書という性格に合っています。

  • 人物写真を使いましょう。プロダクトそのものではなく、その先にいる顧客を伝えられます
  • 写真側の色を反対の面にも回しましょう。境界線で分かれていても一枚の絵として見えます
  • 30項目を超えるときは2列に割り、章グループの見出しで束ねてから並べましょう

株式会社TAIAN|写真を円形に切り抜く

株式会社TAIANの目次スライドデザイン

引用元:https://speakerdeck.com/kushi/taian-company-deck-202411

TAIANの目次のスライドデザインです。

右側の朝焼けの写真が、四角ではなく角の丸い有機的な形に切り抜かれています。同じ写真を長方形で貼った場合と比べてみると差は歴然で、切り抜きの形を変えるだけで一気にブランドの一枚になります。

さらに中央が白く円形に抜かれており、これが写真の情報量を落とす役割を果たしています。写真を大きく使うと文字側が負けがちですが、真ん中に余白があることで左の目次と釣り合っています。左の「INDEX」と番号のサーモンピンクは、写真の朝焼けから取った色。四角い写真を貼ることに慣れてしまった人ほど、一度試してみてほしい手法です。

  • 写真を四角のまま貼らず、円や角丸の形に切り抜いてみましょう。同じ素材でも印象が変わります
  • 切り抜きの中央を白く抜くと、写真の情報量が下がって文字側と釣り合います
  • 番号と見出しの色を写真から取り、左右を1色でつなぎましょう

左右分割型の目次デザインまとめ

左右分割型の目次デザインを6つ紹介しました。

目次スライドは、資料の中でも余白を大きく活用できるページです。そのスペースに顔となるキービジュアルや商品画像を大胆に配置できるのが「左右分割型」の魅力です。

分割の比率は半分と決まっているわけではなく、縦帯で1/3に抑える、写真を円形に切り抜くなど、配分と形を変えるだけでも表情は大きく変わります。

目次の構成自体は、シンプル・王道型と同様に数字と見出しを並べるだけで十分。デザインのハードルが低い一方で、ブランドの世界観や事業内容を視覚的に印象づける効果を発揮できます。

ぜひトライして、自社らしさを表現してみてください!

ダイナミック型(中級者向け)

ダイナミック型は、文字や背景色、ロゴ、イラストなどを大胆に使って、第一印象で強く記憶に残すことを目的とした目次デザインです。

ピッチイベントや投資家向けプレゼン、カンファレンスなど「数十秒で印象が決まる」シーンで効果を発揮します。

ただし、単に大きく派手にすれば良いというわけではありません。

色・余白・階層構造・タイポグラフィの基本を踏まえた上で、意図的に“強さ”を演出する必要があるため、ある程度デザインの基礎を理解している中級者向けのレイアウトといえます。

グッピーズ株式会社|色と文字で一瞬で引き込む

グッピーズ株式会社の目次スライドデザイン

引用元:https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS04533/87ab5daa/aff4/41c4/b52c/38dd30760a11/140120240112514187.pdf

グッピーズの目次のスライドデザインはひと目で情報が飛び込んでくる構成が特徴です。

大きな数字と文字、そしてブランドカラーのグラデーションが目を引き、資料が始まる期待感を高めます。「次にどの内容が登場するか」を一瞬で理解できる点も優れたポイントです。

背景にコーポレートカラーを大胆に使うだけでも、印象の強さは格段に高まります。

  • いま話す章だけを塗り、残りをグレーの枠線に落としましょう。同じ1枚を章扉として使い回せます
  • 背景にコーポレートカラーのグラデーションを敷くだけでも、印象の強さは大きく変わります
  • 番号を大きく取れば、資料のどこまで進んだかが一目で伝わります

ビジネスコーチ株式会社|ロゴを主役に据えてブランディングを強調

ビジネスコーチ株式会社の目次スライドデザイン

引用元:https://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS95818/6a758020/41d9/4bed/b291/518d768c2c76/20240214174556434s.pdf

ビジネスコーチのスライドは、ロゴそのものをビジュアル要素として活用しています。

目次はシンプルですが、ロゴが大きく中央に据えられ、さらに濃いグレー背景と鮮やかな赤・青のコントラストが力強さを際立たせます。

フォントも明朝体を使い、落ち着きと信頼感のあるトーンを演出。企業ブランドを印象付けたい資料にぴったりな手法です。

  • ロゴをグラフィックとして大きく扱いましょう。目次のページでもブランドを刷り込めます
  • 濃いグレーの背景に彩度の高い2色を置くと、コントラストで力強さが出ます
  • 強い配色のときこそ明朝体を選びましょう。落ち着きと信頼感を保てます

株式会社dinii|大胆な文字サイズとレイアウトで“勢い”を出す

株式会社diniiの目次スライドデザイン

引用元:https://speakerdeck.com/diniiofficial/dinii-company-deck-ver-dot-1-0-2025

ダイニーの目次デザインは圧倒的な文字サイズと大胆なレイアウトが特徴。

数字と見出しを大きく配置し、余白や文字のずらし方によって視線を動かします。静止したスライドでありながら“動き”を感じさせ、力強さと自由な精神が感じられるデザインになっています。

目次だけでダイニーのエネルギーや勢いが伝わる素晴らしいスライドです。

  • 行ごとに開始位置を右へずらしましょう。静止した画面でも視線が動きます
  • 番号を背景と同系色まで落とすと、大きく取っても章名の邪魔になりません
  • 章を4つまでに絞れば、文字を極端に大きくしても画面に収まります

株式会社セプテーニ・ホールディングス|装飾を四隅に逃がす

株式会社セプテーニ・ホールディングスの目次スライドデザイン

引用元:https://www.septeni-holdings.co.jp/ir/library/Mp_presen_J_260212.pdf

セプテーニ・ホールディングスの目次のスライドデザインです。

背景を塗りつぶさずに、ブランドカラーの赤と青のモザイク状のグラフィックを四隅にだけ散らした中期経営計画の一枚。中央の帯は白いまま空けてあるので、章はたった3つでも、装飾に埋もれずくっきり読めます。

もうひとつの見どころは、章名の横に添えられたピル型のバッジです。「実績の振り返り」には〈FY2024-2025〉、「中期経営計画」には〈FY2026-2028〉と対象期間が入っており、章名だけでは伝わらない情報を一行増やさずに補っています。しかも直近の話である後者だけを赤青グラデーションで塗り、前者は白抜きにして差をつけています。

  • 装飾は四隅に逃がして、中央の帯を空けておきましょう。賑やかさと読みやすさが両立します
  • 章名の横に期間や条件をピル型のバッジで添えると、行を増やさずに情報を足せます
  • 強調したい章のバッジだけを塗りつぶし、他は白抜きにしてメリハリをつけましょう

株式会社TalentX|「INDEX」の文字を図版にする

株式会社TalentXの目次スライドデザイン

引用元:https://f.irbank.net/pdf/20250630/140120250630504752.pdf

TalentXの目次のスライドデザインです。

「INDEX」という単語を縦組みの巨大な文字にして、画面の左側にどんと置いた一枚。目次であることを示すラベルが、そのまま図版として機能しています。左端に添えられた青紫のグラデーションの縦線が、文字の塊を支える柱の役割です。

注目したいのは、01の「事業概要」だけが白で、02以降がグレーに落としてあること。これから話す章を明示する進行表示になっており、同じレイアウトの色だけを入れ替えれば、各章の扉ページとして繰り返し使えます。黒背景に青緑から黄へ抜けるぼんやりした光を一つ置いているため、暗い画面が単調になっていません。

  • 「INDEX」「Contents」の文字を縦組みで巨大にして、目次そのものを図版として扱いましょう
  • いま扱う章だけを白、以降をグレーに落とせば、同じ1枚を全章の扉として使い回せます
  • 黒背景には淡いグラデーションの光を1つ置きましょう。ベタ塗りの単調さがなくなります

株式会社HA-LU|赤一色と太い斜体で疾走感を出す

株式会社HA-LUの目次スライドデザイン

引用元:https://speakerdeck.com/halu_japan/zshi-dai-siyotodoramaqi-dian-noci-shi-dai-xing-purodakusiyon

HA-LUの目次のスライドデザインです。

コーポレートカラーの赤で全面を塗り、章タイトルを太い斜体の英字で組んだ一枚。「Company」「Mission」「Values」と、文字そのものが右へ傾いているだけで、静止した画面に速度が出ています。

一本取られたと感じたのは番号の扱いで、「01」〜「08」が章タイトルの背後に薄い白で大きく敷かれています。番号を独立した列に置くと8項目ぶんの幅を食いますが、重ねてしまえば場所を取りません。装飾を増やしながら情報量は増やさない、うまいやり方です。

配置自体は2列×4行のきっちりしたグリッドで、背景にも波打つグリッド線が薄く敷かれています。整った骨格の上に斜体と重ね番号を載せているからこそ、崩れずに勢いだけが出ています。

  • 章タイトルを太い斜体の英字にしましょう。整列したグリッドのままでも速度が出ます
  • 番号は章タイトルの背後に薄く敷いて重ねましょう。幅を取らずに装飾を増やせます
  • 単色で塗りつぶすときは、背景に薄いパターンを一枚敷くと平坦になりません

ダイナミック型のまとめ

ダイナミック型の魅力は、「勢い」「力強さ」「印象」を資料の冒頭で与えられることです。

  • 短時間で記憶に残したいとき
  • 投資家や外部関係者など初対面の人に向けた資料
  • ブランドの存在感や成長性を訴求したいとき

こうした場面で特に力を発揮します。

紹介した6枚を見比べると、全面を塗るか四隅だけ飾るか、文字を大きくするかロゴを立てるかと、強さの出し方には幅があることが分かります。ただし、基礎的な目次デザイン(シンプル・左右分割など)では伝わらない“印象”が必要なときだけ使うと、より効果的です。

自由レイアウト型(上級者向け)

自由レイアウト型は、これまで紹介してきた「シンプル・王道型」「左右分割型」よりも、デザインの工夫とセンスが求められる目次デザインです。

レイアウトの自由度が高いため、視線の流れを意識して配置することで、動きのある印象を生み出せるのが特徴。

ひと目で記憶に残る資料をつくりたいときに効果的で、IR資料・会社紹介資料・ピッチ資料など、多くの人の目に触れるスライドに特に向いています。

グラフィックに自信のあるデザイナーや、資料に“らしさ”を出したいときにぜひ挑戦してみてほしいスタイルです。

株式会社サイバー・バズ|円弧に配置した目次

株式会社サイバー・バズの目次スライドデザイン

引用元:https://ssl4.eir-parts.net/doc/7069/tdnet/2397881/00.pdf

CyberBuzzの目次スライドでは、スライド左側から伸びる円のカーブに沿って番号が配置されています。

数字の並びに沿って自然と視線が流れるため、動きのあるリズム感のある目次になっているのが特徴です。さらに、見出しとページ番号を結ぶ細いラインが自由なレイアウトに「構造的な秩序」を与えている点も注目ポイント。

アクティブな印象を与えつつ、遊び心と読みやすさを両立したデザインです。

  • 直線の代わりに円弧に沿って項目を置きましょう。番号を追う動きが生まれます
  • 見出しとページ番号を細い線で結び、自由な配置に秩序を与えましょう
  • 円弧の内側は空けておきましょう。線の要素が増えても窮屈になりません

株式会社Awarefy|目次をサブ要素に、モチーフを主役にする

株式会社Awarefyの目次スライドデザイン

引用元:https://speakerdeck.com/awarefy/awarefy-company-deck

Awarefyのスライドは、曲線的なモチーフを大胆に配置し、目次をあえてサブ要素として扱っているのが特徴です。

文字サイズは控えめに設定されている一方で、周囲の余白がしっかり確保されているため可読性は担保されています。

また、曲線とグラデーションによって柔らかさとデジタル感を同時に演出しており、サービスの世界観が自然と伝わる構成になっています。「目次=文字情報」という常識から一歩踏み込んだ、ビジュアル中心のアプローチが光る事例です。

  • 目次を主役から降ろし、曲線や球体などのモチーフに面積を譲る選択もあります
  • 文字を小さくするなら、そのぶん周囲の余白を広く取って可読性を確保しましょう
  • 曲線とグラデーションを組み合わせると、柔らかさとデジタル感を同時に出せます

株式会社Spir|雑誌のようなレイアウト

株式会社Spirの目次スライドデザイン

引用元:https://www.spirinc.com/recruit

Spirの目次は、他と一線を画すレイアウトと余白の使い方が印象的です。

一般的な目次の枠にとらわれず、スライド全体を使ってコンテンツを整理しており、まるで雑誌の目次ページのような完成度。文字サイズや階層(ジャンプ率)の使い分けも巧みで、視線が自然と流れるよう設計されています。

「企業の価値観や世界観を資料全体で表現したい」というときに、非常に参考になるハイセンスなデザインです。

  • 章名と小項目を2列に組みましょう。雑誌の目次のような密度と整理感が出ます
  • 見出しに明朝体、小項目にゴシックを使うと、階層の差が字形からも伝わります
  • 冒頭に資料の意図を数行添えて、目次を「読ませるページ」に変えましょう

トヨタコネクティッド株式会社|背景に巨大な文字を敷く

トヨタコネクティッド株式会社の目次スライドデザイン

引用元:https://toyotaconnected.co.jp/assets/images/TCXD_culturedeck_2024_01.pdf

トヨタコネクティッドの目次のスライドデザインです。

淡いグレーの背景に、さらに白で「INDEX」が巨大に敷かれています。上端で切れているため全体は読めませんが、それでいい類の要素です。何も置かないと寂しい背景を、情報を足さずに埋められます。

章の組み方は、番号だけが赤、英字の見出しは黒で字間を広く、日本語の補足はさらに小さく。3階層が色・サイズ・字間の3つで整理されています。使っている色はグレー・黒・赤の3色だけです。

文字が左に寄っているぶん空いた右下には、手描き風の地球のキャラクターが置かれています。左右対称にせず、余った側にモチーフを一つ置いて釣り合いを取る考え方は、そのまま真似できます。

  • 背景に「INDEX」を淡い色で巨大に敷き、画面外へ裁ち落としましょう。情報を足さずに空白を埋められます
  • 使う色をグレー・黒・差し色の3色に絞れば、階層が増えても散らかりません
  • 文字が片側に寄ったら、空いた側にモチーフを一つ置いて釣り合いを取りましょう

Link-Uグループ株式会社|縦のカードに分割する

Link-Uグループ株式会社の目次スライドデザイン

引用元:https://www.release.tdnet.info/inbs/140120260316582737.pdf

Link-Uグループの目次のスライドデザインです。

5つの章を縦長のカードに分けて横に並べた一枚。縦に積む目次と違って、章同士が上下関係ではなく並列に見えるのが特徴です。決算説明資料のように「どれも同じ重みで扱う」構成と相性がよい形です。

カードは角丸の上端だけを見せて、下端は画面の外まで伸びて切れています。枠をきっちり閉じないことで、余白が「余り」ではなく「まだ続いている場所」に見えます。番号と章名のあいだには赤い短い線と点線のリーダーが挟まれていて、縦に分かれたカードのなかで視線の落とし所を作っています。

そしてもう一つ、「目次」の見出しが左上ではなく右上に、かなり大きく置かれています。定位置を一つ外すだけでも、目次は十分に新鮮に見えます。

  • 目次を縦のカードに分割しましょう。章が並列の関係であることが形で伝わります
  • カードの下端を画面外まで伸ばすと、余白が余りではなく続きとして見えます
  • 「目次」の見出しは左上でなくても構いません。右上に大きく置くだけで印象が変わります

株式会社資生堂|40項目超をサムネイル付きで捌く

株式会社資生堂の目次スライドデザイン

引用元:https://corp.shiseido.com/report/jp/2024/pdf.html

資生堂の目次のスライドデザインです。

統合レポートの目次で、項目数は40を超えます。これを「トップメッセージ」「資生堂の価値創造」「中長期戦略」など6つの章ブロックに分け、3列のグリッドに載せることで、密度が高いのに探せる一覧に仕上げています。

やられた、と思ったのが章見出しの横に添えられた小さなサムネイル画像です。CEOの顔写真、価値創造を表すイラスト、経営陣の集合写真と、章ごとに絵の手がかりが与えられています。テキストだけの一覧を上から順に読ませるのではなく、絵で目的の章まで飛ばせる作りです。

ページ番号だけを赤にして左端に揃えているのも効いていて、番号の列が定規のように働き、どの列でも同じ動きで拾い読みできます。左側にはメインビジュアルのコンセプト解説とリンクアイコンの凡例まで置かれており、目次そのものを読み物として設計した一枚です。

  • 40項目を超えるときは3列に割り、章ごとのブロックに分けてから並べましょう
  • 章見出しの横に小さなサムネイル画像を添えると、文字だけの一覧に絵の手がかりが生まれます
  • ページ番号だけを色文字にして左端で揃えましょう。番号の列が定規のように働いて拾い読みしやすくなります

自由レイアウト型の目次デザインまとめ

自由レイアウト型は、目次スライドの中でも最も自由度が高く、表現の幅が広いデザインです。

そのぶん、余白の使い方や情報の階層設計、視線の流れなどに注意を払わないと、かえって読みづらくなってしまうこともあります。

だからこそ、この型は資料デザインにある程度慣れてきた人向けの上級者向けスタイルと言えるでしょう。

一方で、うまくハマったときの印象は抜群で、「資料の中で最も記憶に残る1枚」になるポテンシャルを秘めています。世界観を強く打ち出したい資料や、ブランドのトーンを大切にしたいプレゼンのときに、ぜひチャレンジしてみてください。

まとめ

今回は「目次」の高品質なスライドを24つ紹介しました。

プレゼン資料や会社紹介資料、提案書などにおいて、目次スライドはただの案内ではなく、資料全体の印象を左右する「最初のデザイン体験」です。

自分自身のスキルと相談しながら、最適な目次のパターンを検討してみてください。「シンプル・王道型」でも十分質の高いデザインができますよ。

パターン難易度用途
シンプル・王道型初級者向けどんな資料にも合う基本形。迷ったらコレ。
左右分割型初〜中級者向けイラストや写真など、魅力的なビジュアルを使えるとき
ダイナミック型中級者向けピッチや投資家向けで冒頭からインパクトを与えたいとき
自由レイアウト型上級者向け記憶に残る目次を作りたいとき

まだもう少し別のデザインを見たい!と言う方は、目次のスライドデザイン一覧も参考にしてみてくださいね。

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